無性に切なくなる。

夜遅く家に帰る。

着信履歴を確かめても、君の名前は数日前のまま。
くだらない言葉の数々がどんなに僕を喜ばせていたか。

前を過ぎ行くカップル。
気がつかなかったのか、目に入らなかったのか。
姿が見えなくなって、大きくため息をつく。
彼女の存在の大きさが僕を切なくさせる。

大きく揺れる視界の中で
着信するメールだけが僕を支える。
揺れ動く笹のように。


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本日のビデオレンタル日記。

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　（見れませんでした。）